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10代の肝臓癌について

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肝臓は人間の体の中で最も大きな臓器の1つです。
4つの葉から形成され、右上の腹部の大部分を占めています。
肝臓は血液をろ過して有害物質を取り除き、老廃物として体外へ排出できるようにしたり、胆汁を分泌して脂肪の消化を助けたり、グリコーゲン(糖質)を貯蔵したりなど、生命を維持するために重要な役割を持っています。
肝臓に悪性細胞が発生する病気が肝臓癌です。
中でも深刻なのは、10代の子供に発症する小児癌の場合です。
10代の子供における症例はまれです。
通常、肝臓が癌になるまでは長い年月を要するからです。
中高年以上の世代が中心になります。
しかし、小児癌と言われる10代で発症すると進行もはやく、体力や免疫力なども低いために治療法も試行錯誤しながら慎重に行われます。
10代の子供に発症する肝臓癌には主に2種類あります。
胚芽腫と肝細胞癌です。
肝芽腫は3歳未満の幼児に多い症例です。
普通は肝臓以外には拡がることはありません。
肝細胞癌は10代の若者に多い症例で、他の部位まで拡がる可能性が高くなります。
他にも様々な種類がありますが、成人のものとは発生原因は異なりますが、転移性がある肝細胞癌は成人と同じ治療方法が施されます。

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10代の肝臓癌の多くは腹部のしこりや膨らみで気付きます。
急激に痛みが起きる場合もありますが、ほとんどが食欲不振や嘔吐などの症状が出るため、検査によって発見されます。
10代の子供の検査方法は、成人と同じように行います。
MRIや超音波、血液検査や肝機能検査など多岐にわたります。
治療方法は胚芽腫の場合は外科的に切除する方法が一般的に行われます。
ある程度大きく切除しても、すぐに再生されます。
肝臓とはすごい臓器なのです。
一方、肝細胞癌は10代の場合、切除は困難なため、抗がん剤治療が行われます。
10代の子供が肝臓癌にかかる可能性が高くなるリスクはいくつか認められます。
胚芽腫の場合は未熟児で産まれたり遺伝性があったりある病気が元疾患であったりなどか報告されています。
もう一つの肝細胞癌は男性であること、母親がB型肝炎に感染していること、そして遺伝子の変異などがあげられます。
いずれにしても、子供が発症すると非常にまれであるだけに発見が遅れる場合があります。
顔色が悪かったり、元気がない、食欲不振などの症状が出ている場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
さらに大学病院などの専門的知識の豊富な医師に診察してもらうことが急務になります。

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