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胆汁が逆流して嘔吐するのは何が原因か

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胆汁とは肝臓から分泌されるアルカリ性の液体で、主成分は水です。
胆汁は肝臓から分泌された後胆のうに溜められ、その後胃から十二指腸に食べ物が入ってくると十二指腸に流れ出ます。
胆汁には消化酵素は含まれていませんが、十二指腸ですい液と混ざり合うことでその消化機能を活性化させ、脂肪やたんぱく質を分解して腸から吸収しやすくする働きがあります。
通常は胆汁が逆流することはありませんが、加齢などが原因で食道の筋肉が衰えて締まりが悪くなったり、肥満や身に付けているものの締め付けなどが原因で腹腔内の圧力が高くなったりすると逆流して嘔吐しやすくなります。
また、食生活の乱れによる胃酸過多や姿勢の悪さなども胆汁が逆流して嘔吐する原因になることがあります。
その他にも二日酔いや乗り物酔い、つわりなどが原因で胆汁が逆流して嘔吐することがあります。
胃の内容物を全て吐き出すと胃液が逆流してくるようになりますが、胃液には透明または白っぽい色で酸っぱい味がするという特徴があります。
それに対し、胆汁は透き通った緑色で苦みがあるという特徴があります。
また、胃の内容物を全て吐き出した後も何らかの原因で延髄にある嘔吐中枢が刺激されると胆汁が逆流して嘔吐してしまうことがあります。

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胆汁が逆流して嘔吐してしまうことを胆汁性嘔吐といいますが、この症状は大人よりも新生児の方が起こりやすい傾向があります。
新生児は体が発達しきっていないのでちょっとしたことでも胃の内容物が逆流して嘔吐しやすい傾向がありますが、この症状が現れている場合は腸の異常が原因である可能性があるのでなるべく早く病院で診断を受けることが大切です。
もし治療が遅れると重篤な状態になることもあるので注意が必要です。
胆汁が逆流して嘔吐するのはウイルス性胃腸炎が原因である可能性もあります。
ウイルス性胃腸炎の症状は感染したウイルスや細菌の種類によって異なりますが、発熱や腹痛、激しい下痢や嘔吐を繰り返すなどの症状が現れることが多いです。
ウイルス性胃腸炎を発症すると脱水症状を起こしやすくなるので、経口補水液などを利用して小まめに水分を補給したり、症状がひどい時は無理をせずに病院で治療を受けたりすることが大切です。
その他にも経皮経肝胆道ドレナージや原発性胆汁性肝硬変、腸重積などの病気が原因である可能性もありますが、これらの病気が原因の場合は治療が遅れると死に至ることもあります。
そのため、嘔吐物に緑色の液体が混じっている場合はできるだけ早く病院で検査を受けることが大切です。

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